腰痛は克服できる。多くの現代人が悩む腰痛、その対処法と改善策を探る。
ひとことで腰痛といってもその症状は人それぞれです。発症する年齢や性別、状況も千差万別です。ＱＯＬを少なからず低下させるものの、半ばあきらめている人も多いと思います。ですが、私自身の経験から腰痛は改善させることができます。
症状があるからには何らかの原因が潜んでいるのは確かですが、原因がはっきりしないことも多いため対処が難しくなっているのも事実です。
そんな腰痛ですが、重篤な病気である場合を除いて基本的には改善させることが可能です。私の経験をもとに改善策を提示します。
１．腰痛の原因を見極める
『それはある朝突然やってきました。腰に電撃が走ったかのような激痛。どう向きを変えて転がっても突き刺すような激痛。じっとしていても痛いが、動けもしない。足までしびれが走る。
ただ事ではないと思い、タクシーでどうにか整形外科に駆け込み受診。仰向けに寝転がって足を持ち上げられるとまたもや激痛が走る。典型的な椎間板ヘルニアの症状だという。何を施されるまでもなく、痛み止めとコルセットをもらって帰された。』
これはごく普通の診断と処方のようです。劇的に痛みをとってもらえると期待していたので少し残念ではありましたが。
さてヘルニアは骨と骨の間のクッションとなっている組織である椎間板のなかの柔らかい部分が外にとび出した状況で、これが神経を圧迫して痛みが走ると言われています。（最近は神経が損傷していない限り、ヘルニアが神経を圧迫して痛むことはないと言われています。したがって神経が傷んでなければその痛みの改善は治療を要しない場合の改善策と同様です。）
一般的な症状として、腰が重い、しびれる、回らないなどの違和感を感じたら、直接その原因が自分で判断できなかったり期間が長く続く場合は、まず整形外科等を受診することをおすすめします。神経異常、腫瘍、内臓疾患ではないことを確認するためです。
ネット等で調べると重大な病気のことばかりが目につき、不安にあおられる一方です。これは改善には何の役にも立たないばかりか、かえって心理的なストレスを受け症状を悪化させたり、間違った対処をしてしまうリスクがあります。「脊柱管狭窄症」「椎間関節症（ぎっくり腰）」など名称はよく耳にしますが、外科的治療が必要かどうかは専門家の診察が必要です。
幸い治療の必要がない（重篤ではない）と言われた腰痛は、初期の一時的な激痛が治まれば自身の努力で軽快していきます。
２．治療を要する腰痛以外は改善する
レントゲンやＭＲＩ、問診等を経て、重大な病気でないことが分かればひとまず安心です。生活習慣を見直して地道に対応（言うは易く行うは難しですが）していけば腰痛は改善します。
・腰痛は基本的に筋肉痛です
一日の中で長時間座っていることが多かったり、同じ姿勢でいたりすると、筋肉が凝り固まって血行が悪くなったりします。
また激しい運動をしたりすると筋肉が損傷し痛みを覚えることにもなります。
このような場合は痛む部分を緊張から解放し、血行を良くするためにストレッチや体操を行うのが効果的です。また最近はストレスが腰痛などの痛みに深く関与しているともいわれていますので、リラックスしてストレスを取りのぞくことも大切です。
そして痛みを繰り返さないためには適度な負荷をかけた運動を継続して行うことが大切です。動けないほどの痛みがない限り、できるだけ体は動かすことが痛みの改善と予防だと最近は言われています。
付け加えるなら睡眠をきっちりとることもとても大切です。日本人は睡眠時間が短いと言われています。睡眠負債という形でストレスが蓄積していっています。まとめて寝ても解消しないのです。体や脳のリセットには睡眠が欠かせないということも再認識する必要があります。
寝具にこだわることも腰痛の改善には大切な要素です。睡眠時には、腰や肩に大きな圧力がかかりやすく、体圧を分散すべく開発されたマットレスや布団が私は大いに腰痛改善に役に立ちました。
☆『浮いてるような感覚』にこだわった敷布団です。
体圧を拡散し、腰痛の改善・予防に最適です。ボリュームがあり、あったかく、通気性も抜群です。
３．まとめ
- 急性の痛みの発生や長引く痛みの時は医師の診察をうけ、重大な病気でないことを確認しましょう
- 痛みの原因を知って、正しい緩和ケアと痛みを繰り返さない体づくりをしていきましょう ⇒ 適度な運動、骨格に負荷をかけないために筋力アップ！
- 明るい気持ちで自分で良くする！と思う
- 正しい知識を身につけ、痛みのしくみ（私自身勉強中）を知るとセルフケアによりもっと効果的な改善が望めそう！？
- それにつけても、
生活習慣の改善、ストレスからの解放、適度な運動と睡眠の改善 です。
