サウナで美しく健康になる でも正しく使わないと思わぬ危険が!
疲れたとき、気分をすっきりさせたいとき、運動のあと、「サウナ」で気分爽快、疲労回復、そしてダイエット となれば言うことありません。
そんな「サウナ」ですが、うまく利用しないと体に負担をかけるだけでなく、時に命に危険が及ぶ場合も実はあるのです。ということで医学的なことは述べる資格がないので置いておいて、一般的な範疇で少し「サウナ」についてまとめてみました。
1.サウナの効用効果
サウナには多くの種類があります。乾燥した室内で室温が100℃近いドライサウナ、蒸気の充満した室温はやや低めのミストサウナ、スチームサウナのほか、体に塩を塗る塩サウナといったタイプまで様々です。
通常多くの人がイメージするのはドライサウナでしょうか。私もよく利用するのでここではドライサウナを焦点にあててお話を進めたいと思います。
- 身体が高温に包まれるため血行が良くなる
肩こり・腰痛など筋肉痛の改善
- 大量の汗とともに疲労物質、老廃物が体外へ排出される
疲労の回復と美肌効果
- 細胞の再生が活性化され、免疫力が高まる
- 水風呂とセットで入れば自律神経が整う
このように体が内側からきれいになり、筋肉痛の改善や活力の再生など、体にとってメリットがたくさんありそうです。
2.サウナの発祥
サウナの発祥がフィンランドであることは、実はよく知られています。
フィンランドにおいては、ほぼ一家に一台サウナはあり、ごく日常的に使われているようです。サウナの合間に湖につかったり、雪の中を転がってクールダウンしつつ心ゆくまでサウナを楽しんでいるようです。また、知らない人同士では積極的に話さないと言われているフィンランド人も、サウナの中では例外で、すべての人が平等な社交の場となっているようです。<フィンランド観光局ホームページより要約>
3.サウナの誤った危険な使い方
さて、自分でも気づかないうちに勘違いや思い込みなどで、誤った使いをしているケースがあります。見直してみましょう。
- 長い時間入れば入るほどリフレッシュでき、元気になる ・・・ ✖
時間はせいぜい5~10分が目安で、水風呂と交互に2セット程度が適切です。当然その時の体調によっても調整が必要です。決して我慢忍耐の場ではありません。
- ダイエットに抜群な効果がある ・・・ ✖
多量の汗をかくのですごく痩せる気がしますが、体内の水分が出るだけで、体重減少は一時的なものです。ただ、やせやすい体質にはなるようです。
- 頻繁に水風呂と行き来する ・・・ ✖
急な温度変化は心臓や血管に大きな負担をかけることになります。決して無理をせずに上手くクールダウンさせつつ利用するのがコツです。
- 酔い覚ましに利用する ・・・ ✖
血行が良くなるため、酔いがまわりやすくなり危険です。アルコール分解に体内の水が使われるため、発汗と相まって脱水状態になりやすいです。
4.まとめ:健康なサウナライフ
室温が100℃近いドライサウナはうまく使えば健康にとても役に立ちます。このことはフィンランドの生活をもっと知れば、きっとより深く理解できるのでしょう。
ともあれ、上手なサウナの利用法のまとめとしては、次の3点になります。
- 体調の悪い時は利用しない(けっして身体をリセットできる場所ではないのです)。
- サウナに5分程度入ったら、体を(心臓の遠い所から)水温の低いシャワーで冷やし(慣れてる人は水風呂に入る→自律神経活性化,湯冷め防止など)、できれば少し休む。これを二回くらい繰り返す。
- 水分補給を怠らない。
これらを基本にしてサウナをうまく利用すれば、体が温まって血行が良くなり、汗とともに老廃物が排出され、筋肉痛の改善や疲労回復・美肌効果が得られます。
また、免疫力が高まり自律神経が整う作用や、代謝が良くなることで痩せやすい体質にもなります。
水風呂を上手に使うのがサウナ効果を最大限に引き出すのだと思いますが、私はまだそのレベルには達していません。徐々にそうなりたいと思います。
サウナに行けない時は自宅で入浴剤で温まる。
☆サウナ級の発汗・脂肪燃焼・ デトックス・冷え症改善ができる5つの香りがセットとなった入浴剤です。
サウナで美しく健康になりましょう。