生活習慣病が骨をむしばむ!生活習慣病予防で大切な骨を守り、健康寿命を延ばす!
糖尿病、高血圧、脂質異常症、・ ・ ・ 代表的な生活習慣病。
実は、これらの人は骨折しやすいことがわかっています。
食生活の乱れ、運動不足、睡眠不足、ストレス、喫煙などからくる生活習慣病。
糖尿病
血糖が多い状態が続き、血管や臓器に障害を及ぼす病気です。
目や腎臓、神経の合併症を引き起こすことはよく知られています。
動脈硬化も進みやすくなります。
インスリンというホルモンが血糖を調節しますが、その機能が弱った状態です。
インスリンには「骨をつくる細胞」を増やす作用もあるため、インスリンの作用が弱くなると骨の再生が弱くなるのです。
またカルシウムの吸収に大切な役割を果たすビタミンDを活性化する作用も低下するため、いくらカルシウムをとっても吸収されにくくなってしまいます。
さらに、尿の量が増えるとカルシウムは体外に排泄され、体内のカルシウム不足のため骨からカルシウムが賄われることになります。
これらのことから、骨はしなやかさを失い、もろく骨折しやすくなります。
全身に様々な障害をもたらす糖尿病の早期発見・治療がとても大切なことが改めてわかります。
腎機能の低下
腎臓は血液中の老廃物の除去、体内の水分・塩分などの調節、血圧の調節など大切な役割を担っています。
機能が低下してくると、疲れがとれなかったり、むくみやめまいが現れたりします。
カルシウムを吸収するのに必要なビタミンDが働くには、腎臓・肝臓で活性型ビタミンDになる必要があります。
腎臓の機能が低下し、ビタミンDが活性化されなくなると、カルシウムをとっても吸収ができなくなってしまいます。
骨からカルシウムが溶け出るのは糖尿病と同様です。
腎臓病は糖尿病、高血圧と合併すると動脈硬化が進み心筋梗塞などのリスクも高まります。
高血圧
血管に高い圧力が慢性的にかかった状態で、血管の弾力性が失われ、脳梗塞、心筋梗塞などの重大な病気を招くことがあります。
高血圧の原因となる塩分の摂りすぎは、カルシウムの排泄作用が強まるので、体内のカルシウム不足を助長することになります。
血液中のナトリウムを体外に排泄する働きのあるカルシウムが不足すると、ナトリウム濃度が上がり、血圧は上がります。
これを補うために骨から血液中にカルシウムが溶けだすのは他の病気の場合と同様です。
高血圧の場合も自分が高血圧であると自覚しているケースは少なく、わかっていても治療を受けている人はごく少数です。
重大な病気を防ぐためにも、早めの生活習慣改善が望まれます。
脂質異常症
動脈硬化を招き、重大な血管障害のリスクがあります。
骨の代謝にも影響を及ぼし、骨の質も悪くなります。
糖尿病、高血圧など他の生活習慣病と合併することも多く、より重大な病気につながる可能性があるため注意が必要です。
最近はコレステロール対策として”リコピン”が注目されています。
トマトに含まれるリコピンに善玉コレステロールを増やす働きがあるとカゴメ(株)が確認しました。 善玉コレステロールは余分な悪玉コレステロールを回収する働きを持っています。
機能性表示食品としてカゴメからサプリメント「リコピンコレステファイン」が発売されており、小豆より少し大きめ、一日一粒なので楽に飲んでます。
慢性閉そく性肺疾患(COPD)
肺の炎症で酸素が十分に取り込めないといった慢性的な呼吸器障害です。
多くの場合、喫煙が原因と言われています。
血液中の酸素濃度が低くなっているため、心筋梗塞や糖尿病、高血圧などのリスクが高まります。
すぐに息切れするので運動を敬遠しがちになり、骨への負荷が減少することから、骨の形成が悪くなります。
やせ型で栄養状態の悪い方が多く、カルシウムなどの栄養素が不足して骨粗しょう症の原因となります。
生活習慣病の予防改善に注目される”リコピン”
これらの生活習慣病の対策に食事や運動に気をつけておられる方も多いでしょう。
”リコピン” は、「カロテノイド」というトマトやスイカなどに含まれる天然色素の一種です。カロテノイドは細胞の老化を防ぐので、がん予防、血流改善などに期待されています。
その中でもリコピンは強い抗酸化力を持つと言われています。
糖尿病、や脂質異常症が改善されるとの報告もあります。
また、「地中海式ダイエット」ではトマトとオリーブオイルが料理の基本とのことですが、トマトとオリーブオイルを同時に摂取すると、心筋梗塞などの心血管疾患の予防効果があるとのこと。
カゴメ 「リコピンコレステファイン」にはオリーブオイルが配合され、リコピンの吸収が高まる工夫がされています。
「トマトが赤くなると医者が青くなる」
トマトのリコピンで生活習慣を予防し、骨も守って丈夫な体で健康寿命を延ばしましょう!
トマトの恩恵をみんなで受ましょう。