50代に入ると寒さが違う!体の芯から冷え冷え!体温のリズムに生活を合わせよう。
めっきり寒くなってきました。
我が家は寒冷地ではありませんが、冬の気温はそれなりに下がります。でも、これまであまり寒さを気にしたことはありませんでした。
体温調節ができていたのですね。
昨今は多くの人が日々検温し、体温を気にかけない日はないでしょう。言わずと知れた感染症のせいで。
マスク、うがい、手洗いに消毒。
ストレスフルな毎日ですが、そのおかげというべきか、幸いこの冬、風邪をひいていません。
今回は体温について考えてみました。
健康のバロメーターとして、体温を知り管理することは大切です。
ではなぜ、体温が健康のバロメーターなのか?そこから確認しておきましょう。
健康な時は、
- 体温を一定に保つため、体内から外へ熱を放出したり、体内で熱を生み出したりしている
- 病原体に感染した時には、体温を高めて病原体の増殖を抑える
これらを脳内の体温調節中枢でコントロールしています。
したがって、体温に変化があると、健康に異常がおきているとのアラームがともります。
これが、体温は健康のバロメーターと言われる理由です。
〇体温のリズム
もうひとつ注意を向けなければいけないことがあります。
「体温は一日の中でも変化している」 ということです。
そしてその変化にうまく行動を合わせることで、より良いリズムで毎日の生活が送れるというのです。
一般に体温は、一日のうちでは
「早朝が最も低く、そこから上昇して夕方が最も高くなり、また早朝にかけて下降する」
というリズムがあります。
さらに気温、時間、食事や運動などによっても変動します。
食事のあとや気温が高いと体温は上がり、空腹時や気温が低い時は体温は下がります。
体温が上がってきて体が活動期に入る朝から、しっかり栄養を補給して体を動かし、夕方に運動をすれば、夜は自然に眠れ、次の日の朝はすっきりと目が覚めるのです。
基本、このリズムです。
体温のリズムを崩さないよう、早寝早起きの生活を送る。
夜の就寝が遅くなると体温のリズムが後ろにずれるため、朝の体温は眠っている時の低い状態のままで、体はうまく活動できません。
さらに夜は体温が下がってこないために寝つけないという悪循環になってしまいます。
〇年齢を考慮
年齢の要素を考慮に入れる必要があります。
- 年齢が高くなると暑さ寒さへの順応力が衰え、暑い時には熱中症に、寒い時には低体温症になる危険がある
- 年齢が高くなると平熱が若いころに比べて低くなることを考慮に入れる
- ちょっと熱が出たかなと気づく頃には病気が重くなっている可能性もある
〇50代以降の冬の健康は?
以上のことと経験を踏まえると、50代以降の冬の健康は
- 早寝早起き・・・これは若いころに比べると実現しやすい
- 暖かい朝をむかえる・・・暖かい寝具で眠る(寒くないと思っても体が冷えていることがある。寒いと思って目覚めると、まず体調を壊している)
- 朝ご飯をしっかり食べる・・・脳を活性化させ、体にエネルギーを補給して体を暖める(食物繊維を意識する)
- 夕方の有酸素運動・・・就寝時間近くに運動すると、体温が下がらず寝つけないので注意
- 運動後(食後)の入浴・・・体のめぐりと、リラックス効果
これだけやって暖かく朝をスタートすれば一日快調!
文字が多くなってしまいましたm(__)m