ウサギでもカメでもいい。レースの傍観者でなければ。
先日は、「ウサギとカメ」のお話にもいろんな受けとめ方があって面白い と書きました。
人には生来の個性や性格があり、自慢に思ったりコンプレックスを抱いたり、そしてそこから成長したりしながら、もがきながら生きています。
ゴールが定まっていることもあります。
むしろゴールが見えず、時にゴールを見失ったりすることもあります。
模索しているときもあります。
そんな人生の折々、ゴールをどこに置くにせよ、立ち止まらず走り続ける、歩み続けることが本当は大切なのだと思います。
スピードが速い遅いは関係なく。
現在のコロナウィルス蔓延の状況下、
これまで速く走ってきたウサギほど行き詰まり感、停滞感を感じるでしょう。今は居眠りすることなく、賢く我慢強く休息する選択が必要でしょう。またダッシュするときに備えて。
一方の堅実に歩いてきたカメも今まで以上に用心して歩むときです。いつでも甲羅に隠れられるようにして。
要はそれぞれの長所を生かして、共生の道を選択することだと思います。
政治家の美辞麗句にも飽きました。呆れました。
ウサギとカメで言うならば、彼らはそもそもレースに参加していない。
今日が乗り越えられるかといった苦境に立つ人も多い中、危機感切迫感がない。
亡くなる方が何人以下だったら良し、という問題ではないはずです。
一人はその一人と関わる人にとっては全てです。
数の論理にだまされず、個々人が賢く対処していくしかないのでしょう。
医療など最前線の方は本当に大変でしょう。
様々な状況にある現場の人間は、賢くしぶとく生きていかなければいけない時です。
頑張りましょう!
かつていくつもの疫病を乗り越えてきたように。